食い込んだ首輪と悲しい思い出

公園で犬達に、餌を配って帰ろうとしたら、さっきまで隣にいたキャサリンがいない。

寒いから、もう、建物内に入ったのかなと思ったら、バス停の方で犬におやつあげてる。

何度か見かけた事が有る孤独な野良犬。タローと名付けました。

人間に警戒心がある40㎏以上の大型犬。

目つきに、きつさが残るので、触る人もいないし、尻尾を振る事もない。

餌を食べ終えると、急に凶暴になる犬もいるので、私も少し警戒。何度か接して、信頼関係を築いて行くしかない。

そして、すぐに私達は帰る事にしました。

この場所から、200mほど離れたエントランスへ向かいました。

振り返ると、タローが小走りで走って来た。

野良犬は、餌をもらうと、お礼を言いに来る場合がよくあります。

でも、なんかお腹空いてそう。

首に食い込んだ首輪が、かわいそうになりました。

飼い主が、この首輪を、買いに行き、あの子にはこれが良いかな?こっちが良いかな?って選んで、家に帰り、真新しい首輪をつけてもらった。飼い主も「似あうねぇ~」って目を細め、タローも、褒められて嬉しかっただろうと思うと、涙が出て来ました。

だって、そんな優しかった飼い主に裏切られ、捨てられたんですから。家に何度戻っても、門は開けてもらえず、仕方なくこのエリアに流れて来たのかと思うと、かわいそうで、なりません。

タローは首輪を外した後、これで色々吹っ切れたかのように、首輪を踏みつけました。新たな、一歩を、踏み、出したのです。

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