マイナス6度、暖房壊れる

外のものすごい音で目が覚めたのは午前3時。

利きが悪いエアコンを30度に設定して最大で出しても、相変わらず暖まらない。

カーテンをめくり外を見て驚いた。大粒のヒョウがバウンドしてた。

しばらくすると雪に変わり、あたりが真っ白に。バトゥミでの初雪。寒いのは嫌いだけど、雪を見るとなぜか嬉しくなる。

天気予報を確認してみた。気温マイナス1度、体感温度がマイナス6度。そりゃ寒いわけだ。

少し暖まってきたかなと思ってたら、ひゅ~んって音がした。え?

なんと、エアコンがエラーコード表示して止まってしまった。

すぐに24時間対応のインフォメーションにメッセージをした。前回のやり取りで、次回故障したら、無条件で部屋をチェンジしてあげる、そういう約束だった。その事も履歴に残しておこうとメッセージした。

しかし、既読になっても、相変わらず返事は来ない。

しびれを切らせて、厚着して、1階に降り、2つ先のブロックのインフォメーションに駆け込んだ。すると「Ah~」って、とぼけたスタッフ。

身長190㎝もあるイケメンだが、全く働く気のないクズ男。

「私がメッセージ見てくれた?」って言うと、「今からエレクトロスタッフにメッセージ送るから部屋で待ってて」って全く期待できない返事。

相変わらず、どうしようもないクズ男だ。カウンターをバンッ!って叩いてやりたい衝動を抑えて、部屋に帰る事にした。

ドアを開けようとしたら、そこに電源OFFになったワイド型の電気ストーブがあった。この前みたいに貸してくれるだろ。

「おー良かった!これ貸して!」

そしたら、長々と説明してくる「ここは面積が広く暖めるのは大変だから、あとでそれを使うんだ、カクカクシカジカ云々かんぬん」バカな奴ほど説明が長い。

部屋に戻ると、わずかに暖かい。エラーコード出してストップしたエアコンの電源を切って、放置、再稼働したら暖かい風が出たらしい。

エラーコードを調べたら、霜取りセンサー故障みたい。センサーが反応して、電源をストップしたんだな。

前回の故障、今回の故障。ほんとに海外のエアコンはクズだらけ。前回の故障の記事は👉こちら

修理スタッフがすぐ来るから、部屋で待ってろ言うから、期待しないで待つ事にした。

キャサリンが2時間かけて作った、煮卵入りの肉じゃがを食べて暖まる。

キャサリン肉じゃがは、最高に美味しい。寒いからワインも頂こう。その内、修理に来るだろう。

午前3時に起きて、色々あったから眠くなってきた。修理来たら、いつものように乱暴にノックするから起きるだろう。そう思って昼寝して待つ事に。

1時間ほどで目が覚めた。ひたすら待つ。。。

なんと、結局、修理には来なかったのだ。これがジョージア。

約束?約束なんかしたっけ?Soon?そんなのいつかわからない。嘘ついてもへーき。

もう、だましだまし、使っていくしかない。何も期待しない。ジェミレにもメッセージを送っておいた。しかし、彼女が騒ぐと大ごとになるから、やんわりと今は大丈夫と伝えておいた。

犬達に癒されに行こうと、外に出た。

寒くて震えてる野良犬がキャサリンに抱っこして欲しいとやって来た。この国の1番良い所は、犬達は嘘つかない。癒してくれる。それだけ。それだけで救われてる。

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