私達は、返金不可物件にもかかわらず、力強いサポートチームのおかげで、8割返金手続きに成功しました。小雨の中、200㎏の荷物を持って5時間以上もチェックインできなかったので、本来ならば、1円も払いたくない所ですが、割高ですが日割りで、支払う事を選択。
明日12時にチェックアウトしますと、ホストにメッセージを送りました。
するとホストはチェックアウトの際、会いたいと言って来た!絶対無理!
決して油断できない相手なので、このロシア人と、その仲間達に捕まらないように脱出しなければいけません。
昨夜、ドアをどんどんノックしたのも、ロシア人オーナーの仲間だとみています。
サカイ引越センターにお願いしようかと思いましたが
佐川ホールディングスにお願いする事にしました。
この佐川の軍手は、超使いやすく、重い荷物でも疲れません。てのひら全体がグリップが効くようになっています。(非売品)
夜中の2時に起床し、ヒソヒソ小声で話しながら、荷造り。
ジョージア入国から、事件だらけだったけど、死にそうな目にも合って、今回が1番ハードだったかも。
だって、「あんなに苦労して、2日もかけてジョージアに来たんだから絶対帰らない!」そう言ってたキャサリンが、初めて日本に帰ろうかと言いました。
ここに来た時のキャサリンの顔ったらこんな感じでした。
そして、いよいよ作戦決行です。
時間は、マルハチマルマル(08:00)
2人でシュミレーションした通り、エレベーターがある階下まで、私が200㎏を運び、最後の荷物が下りた時点で、エレベーターボタン、一気に積み込み、降下開始!
ただでさえ薄暗い12階。
昨日まで、ちゃんと点いてた照明が、ちかちかしてるのが、妙に緊張感を高めます。
身動きが取れない、ぎゅうぎゅうの狭いエレベーター内では、2人とも全く会話がありません。
途中で、カタンっと止まりそうになった時は、目を見開き、お互いの顔を見合わせました。
たった12階を下るだけなのに、とても永く、緊迫した空間でした。
もし途中で、ロシア人に見つかったら、絶対にホストに連絡されてしまいます。
途中の階で停止しないように、効果あるかどうかも分からない、閉まるボタンを連打します。
1階に降りた時に、ロシア人たちが待ち構えてないだろうか・・・
下に着いて、荷物を出すまで、油断はできません。
そして、1階に着いても中々開かないドア。
ようやくゆっくりギシギシ音を立ててエレベーターのドアが開きました。
全部、荷物を降ろした時は、大声で吠えたい気分でした。
ガタガタ道を、少し進んでは、戻って、また進む、これを繰り返して、ようやく幹線道路まで200㎏運び終えました。
ジョシーに似た、このワンちゃんだけが見送ってくれました。
アプリでタクシーを呼び、すぐに来たので、急いで積み込み、ようやく脱獄成功です!
偶然にも、昨日、デニーロの店まで送ってくれたタクシードライバーでした。
乗り込むと「Batumi good?」と聞くので、「ye,,,ye,,,yeeeeeees」って答えました(笑)
チェックアウトの際会いたいと言ってたホストから「鍵は、玄関マットの下においてほしい」と連絡が来ました。
既にチェックアウトした後だと返信したら、何度も本当なのか?と確認して来ました。
百恵ちゃんがステージの真ん中に、マイクを置いたように、トイレットペーパーの真ん中に、鍵を置いてきました。
スラム街のロシア人が多く住むソ連住宅から、ちょっとリッチなロシア人観光客が多いリゾートホテルへ。
もうここは天国!今まで宿泊した5軒の中で最も良い!値段も1番だけど。。。