1日に2度死にそうになった話②

ようやく200㎏の荷物を、部屋に入れる事が出来、食事ができる。
私達はデニーロの店で祝杯をあげに行きました。
だって、あのエレベーターに閉じ込められ、死の淵から生還したんですからね。
店に着くと、いつものマットディロンと、入り口でばったり。
彼は胸に手を当て、こちらへどうぞと、おどけて見せた。
一緒に写真撮ろうか!って言うと、喜んでポーズを決めた。

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すると、彼は、この前の殺し屋の包丁持った姿が、妙に気に入ったらしく、肉切包丁を手にした。
私もナイフを手に取ってみた(笑)
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しかし、彼はホールの若い子達に、包丁持ったままオーバーリアクションで指示を出す。
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その肉切包丁が、私の頭の上をヒュンヒュン通る。
あぶねーよって言うと、それがツボにはまったらしく、肉切包丁持ったまま、笑い転げ、肉切包丁が私の顔面を縦に裂くようにスパンスパンと動く。その肉切包丁をボクシングの井上選手のようにスウェーでかわす。
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よけてなかったら、今頃、顔真っ二つ。
1日に2度死にそうになったソ連住宅での生活スタート。
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